クロミウムでインスリンの助けを

クロミウムは、インスリンと結びついて血糖値を調節する働きを持っています。クロミウムがなければインスリンは活性化しないので、ブドウ糖を筋肉や肝臓に取り込むことはできません。クロミウムはインスリンの働きを正常化して、糖質の代謝を改善し、低血糖症の症状を改善します。とくに過食の症状がある方には必要です。
脂質代謝にも深くかかわっており、血中の中性脂肪コレステロール値を正常に維持する作用があります。そのため、動脈硬化、高血圧などの生活習慣病を防ぐ効果があります。

http://www.cfs-hygeia.com/results.html



善玉コレステロールといわれるHDLはクロミウム不足の環境下ではレベルが低く、
これは健康にとって決していいことではないのである。
インスリンはアナボリックホルモンとしても認識されているホルモンだが、
クロミウムの欠乏によって血糖値が上昇したまま維持され、その血糖値を下げようと大量のインスリンが体内で分泌されるようになる。
しかし、クロミウムが不足していると、筋肉細胞内(筋線維中)のレセプターが作動しないため、
どれだけたくさんのインスリンが分泌されても、インスリンの持つアナボリックな作用は得られないのである。
それどころか、クロミウム不足の環境下でインスリンの分泌レベルが高いまま維持されると、
インスリンがもたらす“脂肪細胞への脂肪の貯蔵”作用は保たれてしまうため、いいことは何もないのだ。

http://www.ironman-japan.com/article/clomium/clomium.html



※アナボリックとは同化作用のことを言います。インスリンは脂肪をアナボリック(同化=増やす)。
 ちなみにカタボリックは異化(=減らす、分解する)



クロムの1日の上限摂取量は250μg。
クロムは穀物、肉類、豆、ナッツ、キノコなどさまざまなものに含まれていますが、
過食や肥満傾向では必要なインスリン量が増加し、細胞側ではクロムの必要量も増えていきます。
まずは、過食を止め、おやつを豆類やナッツに替え、
栄養バランスがよいビール酵母を食品に加えると安心です。

http://glut110.blogspot.jp/2009/10/blog-post_09.html

カンジダ、鉄欠乏、疲労感


カンジダ菌と鉄欠乏性貧血??


貧血患者にカンジダ症やクラミジア感染患者は多いそうです。

カンジダ菌は、カビの一種。

貧血状態では悪条件が重なるとすぐカンジダ症が再発しまうことに。

抗生物質が利かない難治性だったカンジダ症に、鉄とタンパク質を主体とした栄養補給が

その後の経過で有効だった例があるということですので、再発防止対策のためにも

たかが貧血とせず治療しましょう。


体には常にカビ等が付着していますが、白血球がカビの増殖を抑制してくれています。

しかし 鉄分不足になると、白血球が作られず病原体への攻撃力が低下する(=免疫力の低下)ため、

カビの増殖につながることに。

カビの治療の他に鉄分も補わないとすぐに再発する可能性が。





■朝起きたときに疲れが取れていないパターンの不眠症


3. カンジダ感染

小腸に住んでいる悪玉菌であるカンジダ菌が増え、その毒素によって疲れが取れなくなります。

4. リーキガット症候群

小腸の粘膜から異物がどんどん入り込むために疲れが取れなくなります。


■昼間眠たい、疲れが取れない


2. アルカローシス・アシドーシスによる

体の体液がアルカリ性に傾いたり酸性に傾くことにより、回盲弁(小腸と大腸の逆流防止弁)がゆるみ便が小腸で再吸収されてしまうために疲労感がでます。

3. 低血糖症

食後に眠くなる場合は低血糖症状である可能性が高いです。

4. リーキーガット症候群

小腸の粘膜から異物がどんどん入り込むために疲れが取れなくなります。

腸管壁浸漏症候群(LGS)そして副腎疲労へ…

宮澤先生によれば、腸管が漏れていると糖質コルチコイドが腸管の漏れ(腸管の炎症)を抑える(治す)ために24時間使われているから、副腎が休まる暇が無く、
どれだけビタミンCやVB5などで副腎に栄養を補ってあげようとも副腎疲労は回復しないとの事。

腸管の炎症がある限り、24時間、治すためにコルチゾールが必要となり副腎は働きづめになる。

だから、副腎を休ませたければ、腸管の漏れに対策を採らなければならない





というのが、診察で私が聴いた話。





















現代人の原因不明の不定愁訴の原因は、副腎疲労、カンジタ症候群、LGS(リーキーガット症候群)のいずれか関係しているとの佐藤先生のお話しでした。

http://ameblo.jp/a-naomi/entry-11488896740.html




カンジダなどのカビや病原性細菌が異常に増えてしまうと、腸の粘膜は壊され、正常な働きができなくなってしまいます。
カンジダは腸の壁にトンネルを掘り、腸粘膜は穴だらけになってしまいます。
壊れた腸の中では消化と吸収がうまくいかず、食べ物は消化されないまま腸粘膜を通り抜け、食物アレルギーを起こしてしまいます。

カンジダアルビカンスなど酵母カビの仲間はカンジダ選択培地を使い、
病原性大腸菌などは診断用免疫血清を使って検出しました。その結果、アトピー性皮膚炎の患者さんの8割以上からカンジダや腸管病原性細菌がみつかりました。
じんましんの患者さんでもアナフィラキシーの患者さんでも同様にカンジダや腸管病原性細菌が検出され、腸内の状態が悪いことが推定できました。

カンジダ菌の症状

以下のような様々な症状を引き起こします。

難治性の歯周病、強い倦怠感、体のふらつき、アレルギーの悪化、腸の不調、 過敏性大腸炎
頻尿、尿道炎、膀胱炎、腎炎、慢性鼻炎、慢性喉頭炎、慢性扁桃腺炎、喉や鼻の慢性症状、蓄膿症、関節の不調、
発疹やかゆみ、甘いもの中毒、 頭痛、脳に煙がかかったような感覚、化学物質過敏症、酒量の許容量の低下、
耳鳴り、視力低下、酒に酔ったような状態、抑うつPMS、ホルモン異常、、、


カンジダ菌が好む環境

カンジダ菌は、抗生物質や避妊用ピルの使用や、甘い物や炭水化物の取り過ぎで増えます。
また胃酸の分泌が悪く消化管がアルカリ性に傾きすぎている人や、重病で体力や免疫力が低下している人もカンジダ菌が好む環境です。

http://smile72.com/library/candida.html










【症状】
腸内細菌がつくりだしているビタミンB群が不足するため、口角炎を起こすようになりアトピー性皮膚炎は悪化します。
口角炎はカビや細菌の感染を起こして治りにくくなります。
アトピー性皮膚炎や喘息、じんましんなどでお腹が痛いとか下痢をするなどの腹部症状は軽いか、まったくありません。
抵抗力が落ちているため、これらのカビや病原性細菌を腸管内から追い出すことができずにいるようです。


つまりカビ菌(カンジタ菌)が腸から漏れるため、排泄されず、菌の毒素が色々なアレルギー症状を引き起こすそうです。
体から刺激物質が出ているようだと問い合わせたところ、体に合わないものを摂ればイヤな汗が出るのと同様のことだそうです。
関節痛も倦怠感もカビ菌が栄養を吸収してしまい、栄養不足になり起こる原因と考えられるそうです。
そして鬱症状に関しても、脳の栄養となる糖質がカビ菌の栄養となり、セロトニンが出ないために起こる鬱という症状になるそうです。







腸管壁を物が通過し吸収し易くなるのでLGSはいいことではないですか?
その腸管壁に漏れ口がある状態になることは、良いように聞こえるかもしれません。なぜなら、その体内が更に多くのアミノ酸、必須脂肪酸、ミネラル、及び、ビタミンを吸収することができるように思われるです。体がミネラルを吸収する場合、タンパク質と結合してゆっくりと腸管壁から吸収されなければなりません。このタンパク質はミネラルを血中に運ぶ役割を担っています。
しかし、腸管壁が炎症を起してLGSになった場合、ミネラルやビタミンを血中に運ぶためのたんぱく質にもダメージがおこり、結果として、ミネラル、及び、ビタミン欠乏症を来すことになります。
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腸管壁炎症によるLGSが引き起こす7ステップ
1 . 腸管に炎症が起こると、適切に栄養素、及び、食物が吸収されず、疲労、及び、膨満 が発症します。

2 . LGSによって開いた穴から、大きい食物分子が吸収された場合、異物反応としての抗体が産生され食物アレルギー、および、関節炎、または、線維性筋肉痛のよう新たな症状が発症します。

3 . 腸管に炎症が起こると、栄養素を血液中に運ぶタンパク質も損傷を受け、栄養素欠乏状態が起こります。
その結果、マグネシウム欠乏に引き起こされた筋痙攣、または、銅欠乏によって、血中の高コレステロール状態を引き起こします。

4 .腸が担う解毒作用に障害が及び、結果として、化学物質や汚染物質が体内に侵入し、
これらの物質に対する「過敏症状」が発症します。更に悪いことに、もうひとつの解毒組織である肝臓に負担がかかり過ぎて、十分な解毒が行われなくなります。

5 .腸管に炎症が起こると、 lgA ( 免疫グロブリン A ) の保護膜が影響を受け、体内は、カンジダ属のように原生動物、バクテリア、ウイルス、および、真菌類から防御できなくなります。

6. 腸管に炎症が起こると、バクテリア、および、真菌類は、容易に体内に侵入できるようになります。結果として、血液中にも容易に侵入し、感染の機会が増えることにもなります。

7. 最も悪い症状は、抗体の形成です。自分の体の細胞に対して自己抗体を作るのと同じように、LGSによって
、血中に入ってきた食物や汚染化学物質などの異物に対する抗体が作られます。
抗体がそれらの異物に作用すると同時に、これらの抗体は我々の組織に作用を及ぼします。
この体内反応が、慢性関節リウマチ、狼瘡、多発性硬化症甲状腺炎などの自己免疫疾患の大きな原因になっていると思われます。

フィシオエナジェテェックという治療をする治療院で、治療とサプリメントなんかの指導を受けた。半信半疑でその通りにしていたらだいぶ改善してきた。

俺が指導されたのは、
カンジダ菌への対応→ハーブ類(パウダルコ・グレープフルーツシード・オレガノカンジダフォルテ)なんかを摂る
善玉菌の補給→ミルク由来ではないアシドフィルス菌ビフィズス菌の補給
腸粘膜のケア→グルタミン・グルタチオンの摂取
炎症を押さえる→クルクミン・アロエベラ
こんな感じのサプリメントを、一定期間内で入れ替えて使った。

半年くらいで、ほぼ症状はなくなったよ。参考になれば。




カンジダの毒素により腸管に穴が開きアレルギーを起こす成分が腸管から漏れ出る。その原因の食品成分が乳製品のカゼインや小麦のグルテンで、その状態が続き
アレルギー抗体が出来てしまい様々なアレルギーが発生してしまう。(狂牛病の原因のプリオンも漏れやすくなるそうです。)
皆さんが腸を患っているのに腸の健康に良いと言われている乳製品のヨーグルトを避ける理由がそこにあるわけですよね。

卵やとうもろこしがダメなのもアレルギーに関係しているのだと思います。更に食品添加物等もカンジダを増やし、アレルギーを促進するようです。


LGSのせいでアレルギーを起こしてしまっている人は、どの食品に対してアレルギーを起こすのかは
個人個人違うので病院で血液検査して知るしかないでしょう。
検査で判った食品はなるべく食べないように気をつけられるようになります。

カンジダを減らすものはにんにく、オレガノアシドフィルス菌、オリーブ葉製品、カプリル酸。
腸に良いものはセレンや亜鉛、ビオチン、ビタミンB群、ビタミンC、オメガ3。
カンジダから発生する有害物質による肉体(筋肉や脳)への悪影響を改善するものはマグネシウム、リンゴ酸。







52 :病弱名無しさん:2011/08/30(火)
数ヶ月前はパンラクミンプラスという腸内環境改善の薬
(植物性乳酸菌)を飲んでいて
胃腸の状態はよくなりましたが、もともと人間の体にある
アシドフィルス菌のほうがもっと効果があるのかと思い
最近飲み始めました。

もともと体質的にパプリカを食べると必ず下痢をしていたので
ピーマンも体に合わない体質になったのかもしれません。
ピーマン系に対する消化酵素がもともと少ないのかもしれません。

53 :病弱名無しさん:2011/08/31(水) 02:49:22.94 ID:o+ChlEft0
グルタミンめっちゃ効果でたわ・・

これまで腸内環境よくしようとして、善玉菌ばっかとってたんだけど、
とり続けると下痢になりっぱなしで逆効果だったのね。

でもグルタミンと同時にとりつづけて二週間すると
すげー綺麗な便がでるでる。下痢も便秘もなし
完全な調和のとれた腸内環境が完成したわ・・・

LGSのにおいもなくなった。

一応参考までに、毎朝納豆1パックとグルタミン10g
これを二週間やっただけ。
これまで善玉菌とってこなかったヒトは、効果を早めるために
ビオフェルミンとかヨーグルトなんかをはじめのうちにとるといいかも








148 :病弱名無しさん:2012/12/06(木) 20:28:37.48 ID:1enV+ZhUO
LGSって膵臓の弱さから始まったんじゃないか?
膵臓が弱くなると腸内のカンジダが増えやすいらしいし、腸内のガスも溜まりやすくなるらしい

アレルギーなんかも膵臓の弱いやつに多いとか

LGSの糖質制限膵臓をいたわる食事に似てるしな。膵臓も糖質で悪くなるし






161 :病弱名無しさん:2013/02/16(土) 22:06:20.49 id:ldPjJZUl0
ビデオで崎谷医師が避けることを推奨してた食品をまとめてみた

小麦製品
未発酵の大豆食品
茄子科の植物(ジャガイモ、トマト、ピーマン、唐辛子など)
乳製品
肉の脂肪分※LGSの原因になる化学物質が蓄積する部位だから
加工肉※80%以上が脂肪だから
玄米※LGSとは関係なし、フチン酸によるミネラルの吸収障害






190 :病弱名無しさん:2013/02/21(木) 21:45:48.96 id:zjj9xegJ0
食物アレルギーについて。
国内だとアンブロシアという会社でキットを買って自分で血を採って送ると2週間程度で結果がでるそうです。96品目で28000円です。
高いですね。あとはアンブロシアのサイトの「提携先」に出てくる病院で
検査してもらえるけど、値段はピンきり だそうです。
私はちなみに体感でフードアレルギーを感知しています。
具合が悪くなったとき、今日、何を食べたか振り返ると案外特定しやすいと思います。
自家中毒のように具合が悪くなることが多かったのですが、よくよく振り返ると
パスタ(小麦)やラーメンなどを食いすぎって事が多かったです。

191 :病弱名無しさん:2013/02/21(木) 21:56:25.59 id:SUVEUoVa0>>190
血液検査も100%当てになるとは、限らないって聞いた。
検査でアレルギーが出ていても、
実際食べても平気な食べ物もあるとか。

自分も、自分で食べみて、
どうか判断してる。
それと、アレルギーが出やすい食べ物って、
割と他の同じような体質の人も出やすいから、
そういう人の情報も参考にしてる。

血液検査も、ネットで見たけど、
送った血液に対して、2度検査するって書いてある。
1度目と2度目の検査結果があまりに違う場合は、
再度検査して、確認するって書いてあった・
逆に言うと、それくらい微妙なものなのかも知れないな。

2つの検査機関に別々に送ったら、
違う結果が出るかも知れないし。



192 :病弱名無しさん:2013/02/21(木) 21:57:43.13 id:zjj9xegJ0154
除去は昨年末辺りから、だから丸二ヶ月程度です。最初は調味料含む完全除去でした。
醤油の臭いをかいだだけでも十二指腸辺りがカチカチになるほど身体が拒否していたので、、、。
センサーでしたね、、、。今は調味料程度なら大丈夫になりました。
数日前うっかりからあげを食べてしまったらもう大変。
腸はカチカチ、お尻が腫れるわ痛いわ痒いわで変な汁がでるし、未だに落ち着きません。

小麦は脳にも来ますよ。私は酔っ払ったり、そわそわイライラして何も出来ないおばかさんになります。



193 :病弱名無しさん:2013/02/21(木) 22:04:36.04 id:zjj9xegJ0154
それと、もともと牛乳のカゼインもさけてます。似てるみたいですね。グルテンカゼインのサイズが。
でリリーキーな腸から漏れる、、、的な事を読んだような、、。代用としては豆乳です。
ちなみに現在は米も 昔のうるち米にしています。今の主流のもっちりとしたもち米との掛け合わせの米はアレルギーの人が多い らしく子どもの10%は米アレルギーというので驚きました。
アスペルガーの子などもグルテンカゼインフリー の食事で大分よくなる人が結構いるみたいなので、この二つは脳に顕著に作用する食材なのかもしれません。

194 :病弱名無しさん:2013/02/22(金) 15:10:47.93 id:nv1hJ1mX0
カレーを食べて、具合悪くなる人いますか?

自分は、小麦アレルギーがあって、
たくさん食べると、肌が少し荒れたりします
でもすごくゆるいアレルギーです。

先日、カレーを少量、数回食べたのですが、
どうも食べたあと、半日くらい、激しくイラつく気がしますが
他のアレルギーの可能性もあるので、判断しかねてます。

カレーを食べて同じような症状を持つ人、いますか??







240 :病弱名無しさん:2013/07/22(月) 15:05:07.11 id:MgmzMPJNi
みんな体臭はしない?
自分は硫黄のような臭いがして本当にまいってる。
この病気のせいなのかな…

241 :病弱名無しさん:2013/07/27(土) 10:32:02.03 id:kJyJM4GY0
大便に脂というのは典型的な脂肪便だと思いますよ。小麦グルテン不耐性の人に多いようです。
ちょっと白っぽくて、つるっというか、ぬるっというか、、、。私もそうでした。

体臭は私もずっとひどかったです。腋臭とは別枠で、なんかよく分からない体臭が全身から、、、。
咳されちゃうタイプの臭い。小麦やら化学調味料やら砂糖やら、腸を弱らせている食材を排除し、
また腸の修復をし、リーキーガットが大体よくなれば体臭はうそのように消えます。
去年のシャツが臭くてびっくり!



656 :病弱名無しさん [sage] :2006/07/21(金) 22:33:39 id:WsRMGmJx
低血圧の人に便臭もちが多いって事?
塩分とりすぎ…続けてると明らかに内臓に負担がかかりそうな気もするけど…どうなんだろう…

657 :病弱名無しさん [sage] :2006/07/21(金) 23:02:33 id:yE4p0YVN
血圧低い→内臓機能の低下→腸の働きが悪くなる→便がたまる→便臭発生?

伯方の塩って書いてあるので血圧は関係なしにミネラルを摂取したことで
便臭が改善した可能性もある。その場合伯方の塩に含まれるミネラルを
サプリでとればいい。

たしかに冷え性だから血流は悪いかもなあ・・。

658 :病弱名無しさん [sage] :2006/07/22(土) 01:02:19 id:fBbCG0U6
低血圧だから便臭持ちになるって・・・・
そういや自分↑70の↓40だったな。会社の健康診断で。
2回測って2回ともこれだったから看護士さん驚いてた_| ̄|○






763 :625 [sage] :2006/07/28(金) 13:08:36 id:hABIMMNy
LGS→血糖調節異常→アドレナリン過剰分泌→前頭葉麻痺

764 :病弱名無しさん :2006/07/28(金) 15:06:19 id:gSn/ksLu
血糖調節異常、心当たりがある。
子供の頃、食事の後にグッチョリ冷や汗&気を失いかけた。膵臓か?

LGS→血糖調節異常 ん〜でも、どうしてこうなるの?



LGS腸管壁浸漏症候群では、いろいろな栄養素が急激に腸管粘膜を通過してしまいます。
そのために、栄養素の吸収が良好に行われすぎる病態であると勘違いされてしまいます。

栄養素の吸収とは、本来は小腸の内腔において消化酵素によって十分に分解され、
タン白質であればアミノ酸レベルまでその大きさを小さくしてから血液中に吸収されます。
多くのアレルギーは、異種タン白をアレルゲンとして認識し反応することが病態ですので、
いろいろなタン白質が小腸において十分にアミノ酸レベルまで分解されてから吸収されればアレルギー反応は起こらないはずです。

血液検査において、玉子や大豆にアレルギーがあると診断され、
それらの食材を一切食べないようにしている方が多くいらっしゃいますが、上述のように異種タン白が十分に消化分解されていれば、
血液検査でのアレルギー反応と食材と体とのアレルギー反応は一致しないことが良くあります。

さてLGSではどうでしょう?
LGSは消化管粘膜の機能が破綻している病態です。つまり十分に食材を消化分解することができません。
そうすると、傷ついた腸管粘膜から異種タン白のまま吸収されたり、
十分な分解が行われずにそのまま便として下痢として排出されてしまったりします。どちらにとっても体にとって有効な消化吸収は行われません。

そのくせ、砂糖は急激に吸収されるので、血糖調節の異常を来たし低血糖症を形成することになるのです。













824 :病弱名無しさん :2006/08/05(土) 11:54:51 id:LiVu0vyG

LGSって低血圧が原因なの?
単純過ぎないかい?
血圧低い人なんて五万と居るのに。
皆がLGSになるんかいな??


825 :病弱名無しさん [sage] :2006/08/05(土) 13:55:44 id:BjFVc3VH>>824
胃腸が弱っているからガンジダ、ピロリ菌が繁殖していると考えると
胃腸を弱らせる原因がLGSの原因なんだと思います。
低血圧は胃腸を弱らせる原因の一つにすぎません。
他に様々な原因があると思います。
LGSになってる人全員を治すなら、他の胃腸を弱らせる原因も探すべきですね。

他の胃腸を弱らせる原因を発見するためにも、低血圧じゃないLGSの人は
自分の体で気づいた点をここに書き込んでくれるとありがたいです。
LGSの人に低血圧が多いという共通点から低血圧が一つの原因である可能性がわかったわけですから。

LGSを治すために、大変多くの事を自らの体をはって試してこられたようですね。
あなたの体験談は貴重です。多くの事を試していく中で、何か気づいた事があれば
他にも教えてくださるとありがたいです。























245 :病弱名無しさん :2006/04/02(日) 03:30:25 id:mlEg9hbw
>肝臓に負担がかかっているんでしょうか。
>顔色が悪くなったり、慢性的に肌荒れしたりやホクロが増えたりするようになりました。

私も1年以上もひどい肌荒れ状態でした。一生治らないのでは。。。と諦めていました。
最近、油を控え、食事をよく噛むようにすると肌荒れは改善してきました。
209さんの場合も肝臓ではなく胃腸の不調かもしれません。
私は消化不良の為、食事で摂取した行き場をなくした油分が皮膚から出てきていたのだと思っています。
肌が乾燥したのも原因かもしれません。今まで開いていた毛穴が閉じてしまい消化不良の油分が
毛穴につまり吹き出物になったようです。
吹き出物の痕が色素沈着しシミやホクロになり肌がくすみました。吹き出物は治りましたが
これは治らないかもしれません。




339 :病弱名無しさん [sage] :2006/05/05(金) 14:11:52 ID:0bhY18n7
もともと冷え性だったのですが食事制限とかLGS対策の食事とったりして
さらに冷えるようになったのは私だけでしょうか。

ちなみに三週間くらい続けてて体調が悪くなるのみorz


340 :病弱名無しさん [sage] :2006/05/05(金) 21:05:09 id:CRYSNqpr
LGSではないのではないでしょうか?
このスレに来ている人で本当にLGSの人は2、3割くらいではないかと思うのですが。
LGSは本来ポピュラーな病気ではないですし、
人に咳やくしゃみを引き起こす体質スレの一人が偶然LGSだったというだけでしょう。
元々冷え性ということでしたら、
たんぱく質や炭水化物抜きの食事制限はしない方が良いと思います。
体を冷やす生野菜や南国のフルーツも控えた方が良いでしょうね。
冷え性にはしょうがやにんにくがいいですよ。
お大事になさってください。

http://uni.2ch.net/test/read.cgi/body/1311597081/
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/body/1311597081/
















■「腸のトラブル」がうつを引き起こす

腸のトラブルは、「タンパク質吸収不良」「脂質吸収不良」「リーキーガット症候群」の3つのタイプにわかれる。

タンパク質吸収不良は、うつの改善に必要不可欠な神経伝達物質の原料不足に直結し、症状化以前のための土台を築くことが困難になってしまう。

脂質吸収不良があると、タンパク質から神経伝達物質を合成するために必要なエネルギーの供給不足の原因になる。

リーキーガット症状群が併発すると、さらに複雑になってしまう。
それは頑張って摂取した食材からのタンパク質が、アレルギーの原因になってしまうからである。

つまり、良かれと思って摂取したタンパク質が吸収されないだけでなく、アレルゲンとなり、また、別の症状を引き起こすことになってしまうのである。














○腸のバリア機能が低下する4つの理由



腸には異物に対するバリア機能があることをすでに話した。
その先兵を務めるのが腸粘膜で分泌される粘膜だと言うことにも触れた。

腸の粘液はその時々の状況に応じて分泌量が大きく変わる。

身体に悪さをするものが入ってくると、分泌量が増え、
その悪玉を取り込んで便として排出されてしまう。

これが下痢の状態である。

つまり下痢は、細菌やウイルスなどから身体を守ろうとする防衛反応なのだ。

だから下痢だからといって薬を飲んでとめようとするのは
せっかく働いている防御反応をストップさせ、細菌やウイルスを
腸内にとどめておくことになるというわけだ。

ひとい下痢の場合は、脱水症状になったり、体内のミネラルのバランスが
狂ったりするから、コントロールしなければならないが
下痢をしたらとにかく薬で止める、
というのは間違っていると考えた方がいい。


腸粘膜の下には糖衣と呼ばれる薄い層がある。
この部分もバリア機能を受け持っている。

糖衣はタンパク質の膜で
ここには消化管の粘膜から消化酵素が分泌される。

その酵素を使ってここまで届いた食べ物を細かく分解するわけだ。

この分解プロセスは極めて重要な意味を持っている。
細かく、さらに細かく分解することで、もとの食材が持っている特性をなくすのである。

特性をなくすと言うことは、抗原性を失うと言うことでもある。

たとえば、ソバを食べたとき、分解が進んでいない状態では、まだソバの特性が残っている。
それが糖衣で細かく分解されて小さな分子に変えられることで特性を失うのだ。

こうなればアレルギー反応は起こらない。


ところが、糖衣の部分での分解が不十分だと
特性が残ってしまい、
それが抗原となってアレルギー反応が起こる。

※腸粘膜の構造

タンパク質が抗原性のない小分子で血液中に吸収される場合は問題ない。
しかし、大きな分子のままで吸収されてしまうと、アレルギー反応を引き起こす

糖衣での分解がいかに重要であるかを理解していただけだろうか。
しっかり分解するには、粘膜がいい状態にある、ということが条件になる。

状態がおかしくなると機能は低下し、分解にも不備が生じる。

粘膜の機能低下とはどういうことか?
網の目を想像してみてほしい。
いい状態の粘膜は網の目が細い。
だから、大きな分子のものは通さない。
これが機能を充分に果たしている状態だ。

ところが、機能が低下した粘膜は網の目が粗い状態になっている。
つまり、大きな分子のものでも通してしまうのである。

これが「リーキーガット症候群(LGS)」あるいは
「腸管壁浸漏症候群」と呼ばれる腸粘膜の疾患である。

LGSになると、タンパク質が大きな分子のまま入ってきてしまう。
抗原性を持ったままバリアを突破してくるわけだから、
食物アレルギーが引き起こされるという結果になるのです。

もうひとつ、LGSの大きな問題点は
吸収が早くなるということである。

網の目が粗ければ吸収が早くなるのは当然だが、
これが大きなデメリットをもらす。

これが「脳アレルギー」に結びつくと考えられる「低血糖症」は
糖質の吸収が早く過ぎることが原因のひとつにある。

では、リーキーガット症候群につながる腸の機能低下は
何が原因で起こるのか?
原因は大きく4つあると考えられる。



1.腸粘膜の未成熟


■人間は腸が未熟な状態で生まれて狂う

オギャーと生まれたときには
中枢神経は、出産時にすでにかなり成熟しているが
消化管、とりわけ腸の粘膜の成熟は遅い。

消化に携わっているのは、まず唾液腺だが、
これが大人と同じ構造に出来上がるのは2歳になってから。
胃も生まれたときは未熟だ。

さて、問題の腸だが
大人と比べるとまだまだ薄く、組織としても弱い。
そのうえ、消化酵素を分泌する膵臓の働きも未熟なため、
消化・吸収の機能は極めて心許ない状態といっていい。


乳糖分解ラクターゼという消化酵素はあるから
糖質や乳たんぱく、乳脂肪の消化・吸収はできても
それ以外のタンパク質や脂肪分の消化・吸収は機能的に
とても難しいのである。

そこで離乳食の問題が起こる。
早くから離乳食を与えるのは、腸の機能を考えたら、ちょっと首を傾げざるを
得ないのだ。

未熟な腸に消化・吸収できないタンパク質が入ってくると
それが異物と見做され、アレルギーのもと、つまり、
アレルゲン(抗原)となってしまうの可能性が大いにある。

実際、卵や小麦粉などでアレルギーが出るという乳幼児は少なくない。

腸の粘膜が丈夫になって、消化酵素も充分に分泌される前に
離乳食でイロイロなタンパク質を与えてしまうことが
その原因の一つなのだろう。

未熟なときから負担をかけたら、機能低下が起きるのは必然と言っていい。
腸の健全な成熟ということでいえば
母乳ですくすく育っているうちは何も離乳食を早める必要はない。



2.粘膜の栄養不足


■組織の入れ代わりが早い腸粘膜

栄養不足も腸の機能を低下させる要因のひとつだ。

私たちの身体の中でも、腸粘膜は
最も組織の入れ代わりが早い。
脳細胞は40%が1ヶ月で、残りの60%が1年で入れ替わり
肝臓は90%が1ヶ月で、残り10%が200日で入れ替わる
とされているが、
腸の粘膜はなんと3日ですべてが入れ替わるのである。

なかでも糖衣の下にある微柔毛という、細かい絨毯の毛のような組織は
1日で入れ替わるとされている。

そのため非常に栄養状態の変化による影響が大きいのだ。


栄養素が複素手居るために、肌が荒れたり、
髪がパサついたり、爪が割れたり…
といった、経験を持っている人は少なくないはずだが、同じように栄養不足は
ダイレクトに腸の粘膜に影響を与え、その機能を低下させるのだ。

粘膜を常によい状態に保つには
しっかり栄養をとるしかない。

タンパク質はもちろん、粘膜の材料となるヘム鉄、ビタミンA,D、グルタミンなども
不足しないように心がける。



3.抗生物質の影響


■腸内細菌のバランスを崩す

腸内細菌はどんどん増え、常在菌は300種類以上、約100兆個に
保たれるわけだが、
お母さんから受け継いだバランスをいっぺんに崩してしまう場合がある。

それが抗生物質だ。

抗生物質を飲むと町内にいる善玉菌も悪玉菌も
おかまいなしに根こそぎ減らしてしまう。

その後、腸内細菌は増えるのだが、ここでバランスが一気に崩れてしまうのだ。


4.カンジダ感染


■腸に”カビ”がつく!?

抗生物質で腸内細菌のバランスが崩れると
腸の粘膜にカンジダがつきやすくなる。
カンジダはカビの一種でどこにでもいる常在菌だから、
体内に入る可能性は常にあるわけだが、粘膜にくっつくと悪さをはじめる。

よく知られる女性の膣ガンジダは、体調が悪くて薬を飲んだり、
免疫が落ちたりしたときなどに感染しやすいのだが、
同じように抗生物質を呑んだり、栄養状態が
悪かったりすると、腸の粘膜にもカンジダがくっつくことになる。

カンジダが厄介なのは、
腸粘膜の網の目を一気に荒くしてしまうからだ。

目が粗くなると大きな分子のタンパク質が入り込み、
アレルギーの引き金になる。

腸がカンジダに感染しているかどうかは検査をすればわかる。
ただし、通常の保険診療では、この検査は行われない。

ここにも現行の保険診療システムに弊害があるといっていいだろう。

子どもがいつも頑固な便秘に悩まされていたり
ちょっとしたことで、便秘と下痢を繰り返したりする、
といったケースでは、腸ガンジダが疑われる。

ガンジダの大好物は精製された糖質。
身体の中に糖質が入ってくると、
それをエサにしてどんどん増殖する。







■「ゴッドハンドな腸」の働きが狂うメカニズム

アレルギーが形成される原因を紹介してきた。
これらはいずれも本来持っている腸粘膜の機能を破綻させる原因だ。

つまり、さまざま原因により腸粘膜の機能破綻が起こり、
抗原として取り込まれた食材由来のタンパク質は
最終的にインターロイキンのバランスが崩れることによって、
腸管免疫寛容が充分に機能しなくなり、IgGやIgA抗体が形成され
「脳アレルギー」を引き起こすようになるのだ。

「脳アレルギー」の原因となる、食物に対するIgG、IgA抗体を作らせないようにするためには
腸管内の細菌バランスを整え、粘膜からの粘液を充分分泌させ
粘膜を丈夫にすることで
大きな分子で侵入してしまうリーキーガット症候群を防ぎ
抑制系のTリンパ球をげんきにさせておく…という
何重ものバリアーを一つひとつ整備することが重要になるのだ。


■野菜・果物・スパイスにもアレルギーはある

「野菜=食物繊維」と思われがちだが
野菜の中には微量ながらタンパク質が含まれているものがある。
そのタンパク質がアレルギーのもとになるのだ。






○「脳アレルギー」の4つのタイプ

よく知られている即時型アレルギーであるIgEタイプ、遅発性のため
気づき難いIgGタイプ、粘膜にあらわれるIgAタイプ、現代人に多い糖質依存型タイプが
それだ。






①食物アレルギータイプ(IgEアレルギー)

一般にアレルギー疾患と受け止めているのが「IgE」タイプのアレルギー。

免疫グロブリンのこと。
グロブリンはタンパク質の一種で
細菌やウイルスが侵入したときに
すぐさま活動を開始しなければならないため、血液の中や細胞の液のなかに広く、
たくさん存在している。

血液中には、多種多用なタンパク質があるのだが、
その多くは基本的に肝臓でつくられる。
ところが、この免疫グロブリンはリンパ球の一種である
Bリンパ球で作られるのだ。

Bリンパ球が形を変えて形質細胞になり、免疫グロブリンをつくる、というのが
その流れである。
形を変えるプロセスで栄養が関係している。

この複合体は様々な刺激を喚起し、
細菌を殺す白血球を活性化させたり、
マクロファージに食べさせたり(貪食作用)する。

それらの作業で炎症を作り出し、
細菌やウイルスの感染を防ぐわけだ。

たとえば、花粉症はこういうメカニズムで起こる。

花粉が鼻の粘膜につき、それがIgE抗体と結合して複合体になる。
その複合体はマストセル(肥満細胞)を刺激して
ヒスタミンを分泌させる。

大量に放出したヒスタミンによって炎症が起こり、
鼻水がダラダラとで続けることになる。

IgGタイプのアレルギーはわかりやすいのが特徴。
つまり、花粉が大量に飛ぶと鼻水が出たり
目がかゆくなったりするわけだから、
「あっ、自分は花粉症だ」となるし
特定の食品を食べると自覚できる。

症状を起こすのは、肥満細胞から出てくる大量のヒスタミン
ヒスタミンは血管を拡張させたり、血管の中から水分を外に出したりする。
鼻の粘膜の血管が太くなれば鼻づまりが起こるし、
水分がでてくれば鼻水がどんどん出るという花粉症の症状が起きるわけだ。





②偏食タイプ(IgGアレルギー)

免疫グロブリンの80%を占めるのが「IgG」である。
これも血管の内外に広く分布している。

IgEの抗原抗体複合体が直接的に肥満細胞を刺激してヒスタミン
分泌させるのに対して、IgEの抗体抗原複合体は、補体が仲介役となり
その補体を活性化させることで、様々な反応を起こさせるのだ。

仲介役が入っている分、反応が遅いのが特徴と言える。
そのため、IgGが関係しているアレルギーは「遅発型アレルギー」と呼ばれる。

IgEの問題は、まさに反応の遅さにある
食物アレルギーも食べてすぐに症状が出ることは無いのだ。

数時間あってから何らかの症状が現れたり、
数日後に現れたりするのだ。

だから、何が反応を引き起こしているのか分からない。
”見えない抗原”が厄介なところは
気づかずにそれを食べ続けてしまうことだ。

しかも、大好物で頻繁に食べる、
あるいは、たくさん食べるものが、
実は抗原になっている、ということが多いのである。

ここにIgG対応のアレルギーの手強さがある。

実際、発達障害の子どもたちには偏食傾向が多く見られる。
「○○ばかり食べる」というケースだが
それが抗原となりアレルギーが起きている可能性は高いのである。

また、それまであまり今野で食べなかったのに、なぜか食べたくなった食品が
抗原になっていることも少なくない。

そして、毎日欠かさず食べる食品。

これも抗原となってIgG抗体と結びつくことが極めて多いのである。
その代表格は乳製品と卵だ。

毎日牛乳を飲んでいる、朝食に卵料理は欠かさない、
といった子どもは少なく無いと思うのだが
ひそかにIgGタイプのアレルギーがおきている可能性はおおいにある、
といっていい。

抗原抗体複合体を食べて処理するのはマクロファージだ。
つまり、マクロファージが活発に働いている人には、
比較的IgGタイプのアレルギーは起きにくい。

しかし、マクロファージの活性が低い人の場合は
複合体が処理しきれずに残ってしまい、
それが蓄積されて様々な問題が出てくることになる。

なお、免疫グロブリンのうち
胎内で、お母さんから赤ちゃんに伝わるのは、このIgG抗体だけである、
お母さんが持っているIgG抗体が
胎盤を通して赤ちゃんに移行するため、お母さんがかかりにくい、IgG抗体に関わっている病気には
赤ちゃんもかかわりにくいわけだ。




③腸内環境タイプ(IgAアレルギー)

ここまで説明してきたIgE、IgGタイプの抗体は
血液の中に入ってきた異物に対して働き、攻撃をしかけて身体を守る免疫グロブリンだ。
一方、血液に侵入する前、つまり、粘膜のところで働く免疫グロブリンもある。
腸粘膜を初め、身体の粘膜が免疫機能を果たしていることは説明しました。
異物を最初に迎え撃つ、免疫の生前線が粘膜だったことを思い出して欲しい。

そこで働いている免疫グロブリンが「IgA」タイプの抗体だ。

このIgA抗体が充分に働かないと
異物は粘膜を通過して血液中に入ってきてしまう。
血液検査をそいて特定の食材、たとえば、小麦のグルテンにIgA抗体が
認められる、といったときがそれ。

血液検査をして特定の食材、たとえば、小麦のグルテンにIgA抗体が認められる、といったときがそれ。
血中にIgA抗体があるということは
本来、入れてはいけないものを排除できず、入れてしまっているわけだから
腸粘膜がかなり弱っていることを知らせるシグナルだ、といってもいい。

また、血中のカンジダに対するIgA抗体の数値が高いということは、
身体のどこかの粘膜にカンジダがくっついていて、
それが悪さをしている証拠である。


生まれた赤ちゃんの粘膜はいろいろなものにされされる。
その粘膜を守るために母乳、とくに初乳にはIgA抗体が
大量に含まれているのだ。
だから、生まれたらできるだけ早く初乳をあげる必要がある。

IgA抗体がどんどんつくられるようになってくるのは
生後7−8ヶ月頃からだから、
それまでのあいだは、母乳をたっぷりあげてIgA抗体が不足しないように
することが大切なのだ。
その意味でも、離乳食をはじめるのはなるべく遅いほうがいい、
ということになるわけだ。













「いいもの」も食べ過ぎると意味がなくなる

糖質制限と栄養素を補う治療で、なかなかうまくいかない隠れた理由に、
IgGタイプのアレルギーだ。

食物アレルギーとしてよく知られているIgEタイプのアレルギーは、特定の食べ物を食べると、
比較的短時間でアレルギー症状が出る。

たとえば子供に多い卵や大人でもそばアレルギーなどのように、食べたあとすぐに顔が真っ赤に晴れ上がったり、
目がかゆくなったりするので、アレルギー反応として非常にわかりやすい。

一方、IgGタイプのアレルギーは遅延型アレルギーと呼ばれ、食べてもすぐアレルギー症状が出るわけではなく、
しかも症状がさまざまなので、アレルギーとしてなかなか認識され難いのだ。

前述したように、このアレルギーによって精神症状や多動の症状が出てくることがある。

では、どういう場合にIgGタイプのアレルギーになってしまうのだろう。


食生活を振り返ってみて、自分がよく食べるタンパク質がないかどうか思い出して欲しい。
IgGタイプのアレルギーは、このタンパク質に原因があることがわかってきているのだ。


たとえば、ナッツばかり食べていたとすると、ナッツに反応している可能性が高い。
そのほか、チーズ、卵、牛乳はどうか…など1つひとつ探していく。

タンパク質は貴重な栄養素なので、継続して摂って欲しいのだが、治療では、ひとまずこれが「あやしい」と思った食材をいったんやめてもらう。

ただし、なかにはバナナや赤ブドウ、ごまなどの中に含まれているタンパク質が原因といったケースもあるので、
非常に判断が難しい。


このタイプのアレルギーは、原因物質がわかれば、ある期限摂取しないでいると治ってしまう。
しばらくして再び原因となる食べ物を食べても、もうアレルギー反応は出なくなることが多い。

それに対してIgEタイプの食物アレルギーの場合、たとえば一度そばアレルギーになってしまうと、
一定期間食べなくても、次にそばを食べたときに再びアレルギー反応が出るので、まず一生つきあっていかなければならないものだが、
IgGタイプのほうは、食習慣の改善でかなり治る可能性が高い。

今後は、ローテーションを組みながら、毎日食べ続けないようにしていけば、原因物質となった食材を食べてもいいのだ。


特定のもの…カフェインや甘い物、果物やお酒などはもちろんだが、
身体にいいとテレビの健康番組でやっていたから、納豆を買って食べ続ける、豆乳がいいと聞けば、
スーパーで買占めて毎日飲む…どんなに身体にい食材であれ、偏った食生活は体内のバランスを崩してしまう。

子どもの「困った」は食事でよくなる 溝口徹 青春出版社















栄養吸収障害が病気の原因に。未消化の食べ物が全身を巡ります。 ── 十分に噛まずに胃酸も出ないと、どうなるのでしょう。

佐藤:「食べ物だけでなく、抗生物質、ウイルス、菌、重金属などの化学物質が、
]慢性的に腸の粘膜に付着すると、本来、 3〜5日で再生していた腸が、再生されずに、炎症を起こして、腸壁にぽっかり穴が開いてしまうのです。
これをリーキーガット(腸に穴が開く)といいます。  
腸に穴が開くと、たとえば、十分に分解されていない未消化の大豆のタンパク質は、穴から入って、腸の後ろの毛細血管を通り、身体の中を巡ることになります。」
未消化の食べ物は異物として、アレルギー反応の原因となります。

── わたしも長年のアレルギー研究の中で、「問題は腸にあり、腸がしっかりしていないことが原因だ」と考えていました。

佐藤:「ええ、人間の身体は、口から腸、肛門まで粘膜に覆われた管で、その外となる体内では、未消化の大豆のタンパク質は「異物」として認識されます。
腸から血液中にこの「異物」が混入すると、無害化しようとして、身体は抗体を作り、
次に同じ未消化の「異物」が入ってくると、すみやかに抗体に働きかけるようになります(抗原抗体反応)。
それが、皮膚の表面や、関節付近の血液中で起きると、アトピー、リウマチなどのアレルギー反応となるのです。
原因は、リーキーガット(腸壁に穴が開く)だったといえますね。」

栄養療法でどのようにリーキーガットを修復するのでしょう?
── この腸に穴が開くという症状を、栄養療法で改善できるわけですね。

佐藤:「ええ、まず、腸粘膜を修復するには、「メチオニン」「システイン」といったアミノ酸が必要です。
にんにく、たまねぎ、長ネギなど、臭いの強い野菜の成分で、含硫成分のアミノ酸といいますが、これが実は粘膜を作るのに必要なアミノ酸なのです。
タンパク質は人間の身体の中で、一度アミノ酸まで分解されて、再び、必要なタンパク質を作るために再合成されます。
たまねぎを食べればすぐに「メチオニン」「システイン」が取れるのではなく、消化・分解をして合成されるのです。
腸がリーキーガットだと、その能力がたいへん低くなっているといえます。
ですから、腸の粘膜を作るために必要な「メチオニン」「システイン」をサプリメントの成分として、
直接身体に、吸収させることで、その能力を向上させるわけです。」

── 粘膜の修復に必要な栄養素を補給するのですね。

佐藤:「そうです。それから、カンジダ菌の繁殖を抑制する成分、真菌による炎症を抑える成分ですね
。成人なら誰でも身体の中にカンジダ菌や真菌がいますが、細々と暮らしているから問題はないのです。
ところが、腸の中で乳酸菌が十分に繁殖していないと、彼らは活動の場を広げてくる。
未消化の食べ物は、カンジダ菌や真菌の大好きなエサですから、腸がリーキーガットだと、どんどんエサが流れてきて、絶好の繁殖機会を得ることになります。
それを防ぐために、腸壁を守る「乳酸菌」や乳酸菌のエサになる「オリゴ糖」が必要になります。
その他、リーキーガットだと腸壁は炎症を起こしていますので、抗炎症作用を持つハーブ類も必要です。
それから、消化を助けるための「パパイヤ酵素」「パイナップル酵素」といった消化酵素も助けになりますね。」

── リーキーガットが原因とされる症状、病気は多岐にわたり、現代病の多くに関わっていると言われますね。

佐藤:「リーキーガットが「トリガー(引き金)」になっているといってもいいですね。」

── 日本人で何割ぐらいがリーキーガットの可能性がありますか?

佐藤:「自覚症状がなくても、7割はリーキーガットだと思います。」

── さまざまな病気を研究していると、たどり着くのが腸です。まず、腸を修復し、食べ物や食べ方に気をつければ、
相当の病気が改善されるのではないかと期待しています。
腸壁の修復を主眼にしたサプリメント「LGS」を先生と共に開発できると分かったときには、本当に感動したというか、「これを探していたんだ!!」という喜びが沸き立ちました。
これから、ますます、腸が身体の健康を左右するといわれるようになるでしょう。
「腸」が注目される時代になってくるのです。わたしたちは、いち早くそのことを皆さんにお伝えしていきたいと思っています。




乳酸菌がいないと、カンジダ菌が繁殖して腸壁に穴が開く ──
現代人が健康を害するのは、よく噛まないで食べて、胃酸の出も悪いからということでした。直接、未消化の食べ物が腸に行くと、腸壁が炎症して穴が開き(リーキーガット)、
それが、病気の真因と考えられるようになっています。リーキーガット(腸に穴が開く)になるのは、
未消化の食べ物以外にも原因があるようですね。

佐藤:「食べ物だけでなく、ウイルスや細菌、抗生物質、重金属、化学物質などが慢性的に腸壁に付着すると、ぽっかり穴が開いてしまいます。」


── 菌というのはどのように影響するのでしょう?

佐藤:「主にカンジダ菌ですが、成人は体内に保有しています。乳酸菌によって繁殖が抑えられていますから、通常は十分な活動をしていません。
ところが、腸の中で乳酸菌が十分に繁殖していないような場合には、カンジダ菌、イースト菌、ウエルシュ菌は活躍の場を広げて、
横行結腸から胃まで上ってきてしまうことがあるんです。
なぜ、そのようなことが起こるかというと、これもリーキーガット(腸に穴が開く)が原因なのです。

本来、腸壁を守るのは乳酸菌です。
乳酸菌のエサとなるのは、十分に消化分解された食べ物のみで、たとえば、炭水化物から分解されたオリゴ糖などです。
未消化の食べ物しか降りてこなければ、未消化の食べ物にはオリゴ糖が含まれていませんから、乳酸菌のエサにならず、そこでは繁殖もできないわけです。
ところが、カンジダ菌は、未消化の食べ物が大好物なんですね。
それに加えて、乳酸菌が繁殖できない腸では、腸が守られずに、腸粘膜のムコ多糖類がそのままカンジダ菌のエサとなるので、
カンジダ菌は腸壁をどんどん食い荒らし始めるわけです。これが、未消化の食べ物によりカンジダ菌が増えて、リーキーガット(腸に穴が開く)になる理由です。」





ストレスによってホルモンや消化酵素の分泌が悪くなる

── ストレスも関係すると言われますが。

佐藤:「ストレスによって「グルカゴン」や「インスリン」といったホルモンだけでなく、すい臓がダメージを受けて、
消化酵素の「トリプシン」を十分に分泌できなくなります。それによって、食べ物が十分に分解できなくなり、慢性的に未消化な食べ物が腸まで運ばれることになりますね。」

── ストレスによって、消化が不十分となって、リーキーガット(腸に穴が開く) を作ってしまうのですね。
抗生物質は腸の中の乳酸菌を殺してしまう
── 抗生物質は腸壁を守る乳酸菌も無差別に殺してしまう、と聞いたことがありますが。

佐藤:「昔は、細菌感染が疑われた場合には、必ず便の検査をして、何の菌かを特定したうえで、抗生物質を出していました。
口から抗生物質を飲ませるということはまずなくて、静脈注射で抗生物質を入れたんですね。これなら、抗生物質が直接、腸に影響を与えることはありません。
ところが、今の抗生物質は、ブロードバンドといって、ほとんどの細菌に対して効果があるように作られています。
当然、人間の身体に有益な乳酸菌すらも殺してしまう効力を持っているわけです。喉が腫れた、咳き込んだ、熱があるというと、
ウイルスには抗生物質が効かないのを知っていて、ぼんぼん抗生物質が出されます。
抗生物質を飲むと、腸では乳酸菌が死滅して、腸が守られなくなり、リーキーガット(腸に穴が開く)が起きてくるわけです。」
プレバランスの「LGS」サプリメントは腸壁修復のための成分が満載
── 栄養療法により先生と共同開発した「LGS」サプリメントには、カンジダ菌抑制の成分と腸環境を整える乳酸菌が豊富に含まれていますね。

佐藤:「ええ、カンジダ菌の繁殖を抑制する成分や、細菌、真菌による炎症を抑える作用を持った成分ですね。
それから、「LGS」サプリメントの乳酸菌は、ラクトバジルスが1平方あたり、10億個入っています。
1カプセルあたり、5億ぐらいの乳酸菌になります。それから、直接、乳酸菌のエサになるオリゴ糖も入っています。
新バイオティックスという発想から、乳酸菌と乳酸菌のエサとなるものを一緒に入れています。」

── だいたいどのくらいで腸は修復されていきますか?

佐藤:「そうですね、「ながら食い」をせず、良く噛んで食べて、「LGS」サプリメントをきちんと飲んでいただければ、
1ヵ月くらいで、十分にもとに戻ってくる可能性はあります。
抗生物質を飲んでいた場合には、3ヵ月以内ですと、「LGS」サプリメントを飲みはじめて、リーキーガット(腸に穴が開く)が戻るまでに、3、4ヵ月はかかるでしょう。」

http://www.prebalance.com/-sup/lgs_01.html
http://www.prebalance.com/-sup/lgs_02.html























LGSの原因と考えられる内容
1、 抗生物質が胃腸器官系の細菌、寄生虫カンジダ、真菌類の異常繁殖を促すため。
2、 アルコール類、カフェインなどの刺激物
3、 食物と飲料
 ・細菌によって腐敗、汚染された食物や地下水
 ・着色剤、防腐剤、酸化防止剤など、食品添加物として使用されている化学合成物の混入した食物や飲料水
4、 酵素欠乏
5、 非ステロイド系抗炎症薬(イブプロフェンインドメタシン等)
6、 プレドニゾンのような処方コルチコステロイド
7、 精製炭水化物食品(クッキー、ケーキ、清涼飲料、漂白パン )
8、 避妊用ホルモン(ピル)
9、 精製炭水化物食品に混入しているカビ、菌

上の原因によってLGSが引き起こされる可能性が増大します。
正常な状態ではバリアによって保護されている腸壁も
、上記の原因によってLGSが引き起こされると、食物が腸壁を貫通し、血中に食物が流れこみ食物アレルギーが引き起こされます。



LGSは腸だけの問題ではすまされない!
ひとたびLGSに陥ると、腸の機能障害による吸収が阻害されるだけでなく、血中を流れる毒素や細菌を解毒するために肝臓の解毒能力の負担が増大します。
これによって、混乱、記憶損失、または、顔の膨張のような徴候が現れます。

LGSによるミネラル吸収障害!
腸から血液までミネラルを輸送するのに必要とされる胃腸器官系に存在する様々な輸送蛋白質がLGSによる炎症によって損傷するため、
ミネラル吸収障害が引き起こされ、結果としてミネラル不足に陥ることになります。

例えば、LGSによるマグネシウム不足 ( 赤血球マグネシウム不足 ) によって、食品やサプリメントで十分なマグネシウムを摂取しているにもかかわらず、
結果として、筋肉痙攣のような症状が発生します。
マグネシウムを、血液から細胞へ運ぶ輸送蛋白質が損傷した場合、マグネシウム欠乏症という最悪の結果になります。
同様に、亜鉛の吸収障害による亜鉛不足は、毛髪損失やハゲを引き起こします。
銅不足は、高コレステロール、及び、骨関節炎を招きます。
カルシウム、ホウ素、ケイ素、及び、マンガンの吸収障害は、骨形成にとって重大な問題を引き起こします。





LGS改善のための有益な食材は何か?
ロスアンジェルスのDr.ポールは、
「おそらく日本人の70%がLGSによる何らかの障害を受けている」と言います。
化学合成食品添加物、着色料、抗生物質、汚染された水道水に加え、
電子レンジで温められたコンビニ弁当の容器から析出する環境ホルモン物質、
数えるだけで現代日本人の食生活にはLGSを招く要因がひしめいています。日本人にとって、LGSを改善するのは至難の技とも思えます。

LGSを改善するためにのポイント
1、胃酸の分泌を補う
2、精製漂白された白米、小麦、砂糖を避け、玄米、オリゴ糖などに変える
3、大豆加工食品(醤油・納豆)は毎日食べない
4、イースト菌を使用した食材はほどほどにする
5、必須脂肪酸オメガー3(フラックス)を積極的に摂る
6、乳製品は避ける
7、乳酸菌(Lactobacillus菌など)を積極的に摂る(但しヨーグルトは避ける)














●おどろきの発症過程
以下の繰り返しにより腸管壁浸漏症候群が形作られます。

1、主に精神的あるいは化学物質的「ストレス」による胃の不調
2、胃酸分泌低下→胃酸で殺菌されなかったウィルスや細菌が十二指腸へ多量に入り込む。
3、腸へのウィルスや細菌の暴露→腸管粘膜の機能低下
4、風邪などでの服薬など、腸管粘膜への負荷による粘膜の再生スピードの低下
5、腸機能の破綻
以降、上記の繰り返しによる異物暴露によるLGSの形成
[小耳が気になるお話]
消化吸収の機能が低下して食材が下痢となって排出されますが、下痢気味で不登校の子はこれを疑いましょう。シックスクールに通っていませんか?
脳に鉄が送られず神経伝達物質が上手く働かなくなり砂糖を欲しがる子がいます。
脳に砂糖は栄養素として吸収されやすいので、朝から砂糖やチョコレートを欲しがるひきこもりの子には注意しましょう。
背景に化学物質的ストレスと胃腸の不調が隠れているかもしれません。

◆LGS予防に避けたいもの
抗生物質の使用
(風邪には抗生物質は無効ですので処方されても注意です。)
○アルコール、カフェイン
○添加物いっぱいの食材
○貧血・・腸管粘膜に酸素が運ばれません
○頭痛薬、鎮痛剤、解熱剤の使用
ステロイドホルモンの塗り薬、飲み薬
○精製炭水化物・・クッキー,ケーキ,清涼飲料,漂白パン(食パン)
○避妊用ピル
*必要な場面で薬は、注意して使用しましょう。
ウィルス性の感染症には必ず必要ですが、吸引薬など処方を工夫することで対処できます。点滴でも良いでしょう。

●腸管壁侵漏症候群で何故悪化する?食物アレルギーの謎
腸管壁機能の破綻が起こると、腸が食物から摂取した蛋白をアミノ酸レベルに細かくできず蛋白質を異種蛋白質として認識できる大きさのままにしてしまいます。
そのまま腸管壁を通り抜させることで食物アレルギーの悪化の原因になります。
通常の腸管粘膜なら、食べたものがが何か判断できない小さい分子の栄養素「アミノ酸」の形で血液中へ吸収させる働きができています。

●対処療法
○原因の除去…LGSの原因になっている、痛み止めや抗生物質などの化学物質の使用を控える。
(化学物質=白米や小麦や白砂糖など精製された食品、合成の食品添加物もこれに属すものとします。)
○既に低下している消化管機能を補助する。
○消化管機能を整える
○積極的に消化管粘膜の機能を向上させる。
(ヘム鉄)

カンジダ腸炎
 カンジダはカビに属する真菌の一種、本来弱毒性
胃粘膜が健康なら殺菌されて腸で過剰に増殖しない。

●腸内環境の最適バランス
悪玉カンジダ1:善玉乳酸菌2:勝ち馬に乗る性質の日和見菌7」
…この比率を知ると、対処療法だからと言って絶対にパンが口にできないことはないと知る事ができます。パン好きさんも絶望する必要はありません。

● カンジダを増殖させる環境
(ストレス、薬剤、ステロイド、非ステロイド、ピル、抗生物質
 パン酵母と同じ環境が好き。

●撃退する菌と補助する食品
(善玉菌)
・ヨーグルト酵母
豆乳ヨーグルト(推奨)

横隔膜、というキーポイント

自律神経との関係


内臓下垂は自律神経と関係が深いのはご存知ですか?

内臓下垂は、下にさがる事ですが、上の方の内臓は下の方に引っ張られる形になります。その為、胃や横隔膜が下に引っ張られてしまいます。

内臓は副交感神経が優位だと働きやすくなります。(リラックスしやすい)

横隔膜は、自律神経と体性神経(俗に言う運動神経)の両方をつかさどっている唯一の機能がある臓器です。

呼吸は勝手にしておりますが、意識すれば大きく呼吸が出来ます。意志を働かさなくても呼吸はできます。意識をすれば大きく呼吸が出来ます。

横隔膜が下にさがる事で、交感神経が働きやすくなり、内臓自体の働きも悪くなりがちです。
交感神経は、楽しさ・喜びなどもそうですが、過剰に交感神経が働くと、「悩み・恐怖・怒り」と言うのを抱きやすくなります。

逆に副交感神経が働きにくくなりリラックスしにくい事があげられます。
内臓自体の働きが悪くなるので、太りやすいとも言えますが、何よりリラックスする事がしにくくなるので、ストレスを受けやすくなりやすいです。

なので「内臓下垂すると交感神経が常に働きやすくなっている」という事です
。内臓を上に持げ正常の位置に戻ると内臓機能は活発になるので、副交感神経も働きやすくなります。




肺の呼吸


肺の呼吸はご存じの通り、肺で息を吸い込み酸素を取り入れます。
うつ病自律神経失調症で息苦しい症状をお持ちの方はこの肺がうまく膨らみません。

そのために息切れや息苦しさを感じるのですが、実は肺じたいは自ら膨らむことができません。

肺がうまく膨らまない方は、肺が悪いのではなく肺を膨らます機能に問題があるのです。
肺を膨らます機能を持っているもので最も重要なのは横隔膜です。横隔膜が上下することで、肺が息を吸い込み膨らんだり、息を吐きしぼんだりします。





うつ病自律神経失調症の方は、この横隔膜の動きが硬くなっている方が多いのです。
その原因として考えられるのは3つあります。


横隔膜の動きが悪い3つの原因

◆1. 横隔膜をコントロールしている迷走神経の機能低下が起きている。


横隔膜をコントロールしているのは迷走神経という脳神経の一つです。

この機能が低下すると呼吸が苦しくなります。迷走神経は自律神経の中でも内臓系も含めて胸やお腹のほとんどをコントロールしている重要な神経です。


腹式呼吸や胸式呼吸といわれる呼吸法を聞いたことあると思いますが、呼吸は胸だけでなく、お腹も関係していますので、迷走神経の機能が障害を受けると呼吸がしにくくなります。

迷走神経の機能が障害するのは頭蓋骨のゆがみや脳脊髄液の流れが悪くなったりすることで起きます。(詳しくは頭蓋骨のゆがみのページをご覧ください)

また、迷走神経は自律神経系の神経なので、自律神経が乱れることで呼吸がしにくくなることもあります。





◆2. 息を吸うことを邪魔する筋肉が常に緊張している


息を吐く筋肉が緊張していると肺を縮めようとする力が働きますので、息を吸いたくても抵抗がかかって吸えません。風船を手で押しつぶしている状態で風船を膨らませているようなものです。

息を吐く筋肉は、内肋間筋・外腹斜筋・腹直筋などです。これらは息を吸う時に伸びてくれないと息を吸うことができません。そのため、これらの筋肉が緊張していると息切れを感じたり息苦しくなったり、空気を吸っても吸ってもなかなか肺に空気が入って来ない感覚がします。

また、息を吸うには肺が膨らみますが、この際、肋骨も上に動く必要があります。肋骨が上に動かないと肺が膨らむスペースができないのです。

息を吐く筋肉は肋骨を下げる筋肉ですので、肋骨が上に上がらなくなります。すると息を吸おうと思っても肋骨に抵抗がかかり息苦しくなるのです。

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ちなみに横隔膜は吸う筋肉ですが、緊張すると吸った状態で固まってしまい、それ以上吸おうと思っても横隔膜が動かない状態になります。

つまり、横隔膜そのものが硬く緊張することで、呼吸が苦しくなることもあるのです。

原因は色々とありますが、根本的な原因は感情を溜めこむことです。
精神的なことが呼吸に強く反映されますが、それは感情の問題が横隔膜に出やすいからです。(詳しくはうつ病の隠された原因、感情と筋肉をご覧ください)



◆3. 胃が上がっていたり肝臓が硬くなったりしている。



呼吸をするには主に横隔膜が上下に動くのですが、横隔膜の下には胃や肝臓があります。通常は横隔膜と胃の間にはスペースがありますので、横隔膜が下がるのを胃は邪魔をしないのですが、胃が上に上がってしまうと横隔膜が下がるときに胃とぶつかってしまいます。そのため、横隔膜が下がらずに息がすえないような感じがしてしまいます。

これは自律神経失調症に多い息苦しさです。

胃下垂の方でも胃が上がる部分と下がる部分は違うので、胃下垂の方でも胃が上がり呼吸が苦しくなる場合も多いです。

また、横隔膜と肝臓の間はくっついていますが呼吸とともに横隔膜が下がってきても、肝臓は3センチほど下に下がりますので、通常は息が苦しいとは感じません。

しかし、肝臓が硬くなると横隔膜が下がらなくなり、息が苦しく感じることがあります。




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冒頭に申し上げましたが、うつ病自律神経失調症など、呼吸が苦しい方の多くは細胞まで酸素が十分に届いていないため、
息切れや息苦しいという症状以外にも不眠症・頭痛・めまい・やる気が出ない・不安などの症状が出やすくなります。

息苦しいことへの対策として、まずは息を吸うことではなく吐くことに意識を集中して下さい。
息苦しいという症状の方は、どうしても吸うことを意識してしまいますが、肺が膨らんだままですと息は入ってきません。
一度肺を縮ませるために息を最後まで吐ききって下さい。
その際、体の緊張が息と一緒に体から出ていくイメージをしながら息を吐いてみて下さい。吐く息にイメージで色を付けてみてもいいでしょう。

また、体の色々な所の筋肉の緊張が呼吸をする筋肉の緊張を作ってしまいます。そのため、ラジオ体操やストレッチなどをゆっくりとやり体の筋肉をほぐすこともいいでしょう。それでも呼吸が十分に改善しないのでしたら、慢性化しているためご自身ではなかなか対応できませんので当院グループにご相談下さい。当院グループでは、このような肺呼吸がうまくできない症状がある方には、頭蓋骨の矯正や自律神経の機能を高めることで迷走神経の機能を改善させる施術を行います。

横隔膜をよく動くように各部を調整したり、胃を下げたり肝臓の代謝を改善させたりする施術を行うことで、
ある程度の呼吸はその場ですぐに改善させることができます。完全に呼吸を改善させるためには、ある程度期間が必要な場合もあります。


細胞呼吸


肺呼吸に重要な横隔膜の動きを妨げる原因を3つお伝えいたしましたが、先ほどお伝えしているように、呼吸には細胞呼吸という種類もあります。次はそれについてご説明いたします。

細胞の一つひとつも呼吸をしています。これができないことでも、うつ病自律神経失調症の症状がたくさん出ます。
細胞の呼吸がうまくできない場合は、肺呼吸のように本人は息苦しさをほとんど感じません。しかし、他の症状がたくさん出てきますので非常に重要です。

例えば、めまい・耳鳴り・治まらない痛み・しびれ・不眠・イライラ・不安・やる気が出ない・など他にも色々とあります。

細胞の呼吸は、細胞に酸素を取り込みそして二酸化炭素を吐き出します。それがうまく行われなくなると、
酸素が足りなくなり色々な症状が出るのです。細胞の呼吸を妨げている原因は、血液の流れが滞ることです。

酸素は血液中のヘモグロビンが運びますので、血液の流れが滞ると細胞に酸素が届かなくなるのは理解できると思います。ではなぜ、血液の流れが滞ってしまうのか。

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大きい原因の一つが筋肉や靭帯などの膜組織の緊張です。血管は筋肉や靭帯などの膜組織といわれるものが絡み合っているところを縫うように通っています。そのため、これらの膜組織がよれたりひきつったり緊張したりすると、血管を塞いでしまうのです。

すると、血液の流れが滞り細胞に酸素が届くのが少なくなってしまうのです。また、神経の中にも血管は入り込んでいて、神経にも酸素を届けています。神経に酸素が届かなくなると、その神経が正常に働かなくなります。そのためにうつ病自律神経失調症の症状が出てきます。

例えば平衡感覚を感じる神経に酸素が届かなくなるとめまいを感じたり、音を感じる神経に酸素が届かなくなると耳鳴りが聞こえたり難聴になったりする場合もあります。痛みを感じる神経が酸素不足になると痛みやしびれとなって表れる場合もあります。

膜組織のひきつれの原因は、体のゆがみや精神的な緊張です。膜組織は筋肉のようによく伸びるものもあれば、硬膜のようにほとんど伸びないものもあります。体に大きなゆがみがあると、または小さなゆがみでもそれが長期間続くことで膜同士が癒着(くっつくこと)したり長さが変わってしまったりしてしまうことがあります。

これは体のゆがみだけではなく精神的ストレスからも起こります。なぜなら、精神的ストレスを感じると、その精神状態に合わせて小脳や脳幹が無意識に体の姿勢や動きを変えてしまうのです。多くの場合、小さく縮まるように変わりますので、長期間精神的ストレスを感じることで膜組織に緊張が起こり、ひきつれたりよれたりしてしまうのです。

こうして膜組織に引きつれが起こると、血管を押しつぶしてしまい血液の流れを滞らせてしまうのです。









−横隔膜の働き−

その筋肉が、上下に動くことにより、
特に肺を膨らませたり、縮めたりして、呼吸を助けるのです。

また、二次的には、下側にある「胃・肝臓・膵臓脾臓」などの
内臓を圧迫・収縮し、マッサージをし、
その働きを活性化しています。

といことは、横隔膜の筋肉がやわらければ、
呼吸も深く、内臓の働きも活発になるのです。


−ストレスが加わると−

ところが、人体は、なんらかのストレスに見舞われた時、
身体は、「逃げるか、闘うモード」に入ります。

たとえ、家でくつろいでいても、ストレスを感じると、
体内では血圧が高くなり、鼓動が早くなり、
血液を筋肉にとどまらせ、血液の循環を悪くしてしまうんです。

車にたとえると、スロットル全開で、エンジンをふかした
「自律神経の交感神経優位」の状態になっているんです。

すると、肩に力が入り、呼吸が浅くなります。
緊張した時の表現として、「息を潜める」、「息を殺す」
って使いますね。
「肩で息をする」という表現は、胸式呼吸(浅い呼吸)そのものです。
すると、横隔膜も硬くなり、内蔵の新陳代謝までもが悪くなります。
ひどい時は、内臓の慢性疾患に至ることもあります。

あるいは、寝付きが悪かったり、
寝てもすぐに目が覚めてしまうかもしれません。
血液の循環も悪くなり、末端に十分血が行かず、
冷え性になりやすくなります。

いわゆる「自律神経の失調状態」になります。









横隔神経は、人の全感性器管を支配しており、情緒、感性の大本の神経であり、心の働き、精神の働きに強く関与しています。

※筋肉の病気も内臓の病気も みなこの 横隔神経が関与しています。

 横隔神経は、緊張・驚き・不安・心配・恐怖・怒り・恨み、等に即座に反応 し縮みあがります。
横隔神経が縮むと 横隔靭帯も縮み、必然的に横隔膜は引き上げられ、肺は多くの空気を吸い込められなくなります。胸は詰まり、呼吸も苦しくなります。

横隔膜の神経をゆるめるだけで、明るい気分になり、心地よい精神状態になります。

だから 私に言わせれば、すべての病人は、横隔膜上下運動呼吸が出来ていないということです。 精神神経は弱り肉体の全細胞も疲労困ぱいしております。

意識して、横隔膜上下運動呼吸をすると、短期間に元気を取り戻し、病気も改善してしまいます。

この呼吸術を行っていると、横隔膜靭帯も 横隔神経も柔軟になり、横隔神経は人の体の中で、最大の精神を整える働きをしていると先に言いました。人間は、精神(魂)のただの乗り物に過ぎないと言ってよいのではないでしょうか。 私は 体験上どんな名医にかかっても、薬を飲んでもサプリメントを摂取しても、横隔膜神経が縮んでいては病気など治るものではないとはっきり言えます。※この呼吸法で横隔膜神経を伸ばすことが出来ます。

※ 横隔膜上下運動呼吸術を行えば、必然的に全身の細胞に大量の酸素を送り込むことになります。 そして、腹腔内臓器はマッサージされ、溜まった古い血液は心臓にも戻せます。 肛門の筋肉をしめる・ゆるめる、この働きは自律神経調節機能のスイッチONになるのです。

呼吸の方法

1 肛門をしめ腹を凹ませながら息を吐く
   約3〜5秒

2 腹を脹らませながら息を吸う
   約3〜5秒で吸い
   約3〜5秒息を止める

3 30分間毎日3回行う

※ 吸う息を吐く時より、時間を多くする。

交感神経、副交感神経のバランスをとるためです。 経験上、あまり吐く息を長くしないほうが、元気が出ます。

気づかれにくい隠れたトラウマPTSD症状に気づくために

■後遺症としてのトラウマ体験の傾向


子ども時代に虐待されていたPTSD患者の91%に、


①自分への批判に敏感
②別の見方について聴くことができない
③自分自身のために何かに立ち向かうことが難しい
④交渉せずに仕事をやめたり、人との関係を断ったり


する傾向がみられました。



いずれも、「脅威のセンサー」があらゆる領域に向けられる結果として理解することができます。 ②の「別の見方について聴くことができない」というのは
「人は多様な見方をするものであり、どれが正しいというわけでもない」という考え方が
できないということです。「自分とは違う見方をする人がいるということ=自分の見方が否定されること」と感じてしまうのです。


そうすると、当然「脅威のセンサー」が働くことになります。これらの対人関係面での障害は広い領域に渡り
恋人関係、夫婦関係、子度立て、仕事など、多くの生活役割にまたがっていました。 子ども時代のトラウマがある人たちのうつ病に対する対人関係療法を研究している
タルボットたちは子ども時代にトラウマがある人たちにみられる対人関係のパターンを
「対人パターン」と呼び、治療焦点にすることを提案しています。



「対人パターン」に含まれるのは慢性的な恥の感覚、慢性的な社会的ひきこもりと愛着関係を作ることの回避、 親しい関係において慢性的に要求が多く安心を求める、
持続する対人不信、パートナーからの暴力など深刻な不和の繰り返し、
親しい関係を突然やめることの繰り返しなどです。これらのパターンは発達段階で身に付けられるべきだった課題がトラウマのために妨げられた結果として認識されています。







■弱さではなく支えがあったかどうか


衝撃的なできごとのあとにPTSDを発症するかどうかを予測する最大の要因は身近な人による支えの有無であることが示されています。身近な人による支えの有無というテーマには
「親しい人がいるか」という物理的な側面もありますが関係性という「質」も大きな関わりがあります。 物理的に身近なところに人がいるだけでなく

身近な人による支えを得るためには
人を信頼し関係を作る能力が求められます。しかし、そのような能力は
色々な要因によって妨げられてしまいます。たとえば、すでに別の病気(SADなど)になっていて
その症状として他人と関わるのが難しくなっているようであれば
トラウマ体験後にも人の支えは得られにくくなるでしょう。また、生育環境の影響で信頼に基づく対人関係を築くことが難しいと言う人もいます。前述したような、身近な人からトラウマを受けたという場合はその典型例ですが、
それ以外にも、家庭内の緊張が高かったり、親の不安が強すぎて甘えたり頼ったりすることができなかった、など言う場合にも やはり人を信頼して関係を作る能力は育ちにくくなります。



また、身近な人たちが不規則で予測できない動きをする場合にも「対人関係のルール」が分からなくなってしまい、
安心できる対人関係が築けない、ということになってしまいます。たとえば、あるときには褒められたことで別の時には叱られるとか
何かが急に決められてその理由が全く分からない、というような環境がそれにあたります。
そういった環境でも「なぜ」と聴く事ができて
きちんと応えてもらえる場合には問題は少ないのですが
「なぜ」と訊くためにもある程度の安心感が必要ですので実際には難しいことが多いのです。そのほか、PTSDの発症のしやすさについては、もともとのパーソナリティや家族のうつ病など、生物学的な要素も関わると言われています。
しかし、予測因子を解析した結果からは、これらはやはり身近な人による支えの有無よりも関連度の順位が低いのです。
ですから、ある程度PTSDになりやすい素質を持っていたとしても、それ自体が決定的だというわけではなく、トラウマ体験後の対人関係に注目する意味はとても大きいと言えます。









身近な人によるトラウマの場合には事態はより深刻です。子どもの虐待の場合には「逃げ場がない」という構造も大きな問題なのですが
身近な人によるトラウマの場合、その最大の問題は「信頼していた人から裏切られた」ということだと思います。

心から信頼していた人から性被害に遭う、 という体験をしてしまうと、
どうやって人を信じたら良いのかがすっかりわからなくなってしまいます。
それまでは自分なりに「こういう人は信じられる」という基準(家族、親戚、小さい頃から知っている人、 社会的な地位がしっかりしている人…など)を持っていたのですが、
それが根底から崩されてしまったわけですから、新たな安全のルールを見出すのは簡単なことではありません。 とりあえずは、「誰も信じられない」という感覚の中、ルールがわからないまま、
相手の顔色からできるだけ安全を読むという形で暮らすしかなくなりますが、それはとても苦しい人生です。
どんなにニコニコしていても人はいつ豹変するかわからない、そして、自分の力でそれをコントロールすることはできない、
という状況がどれほどの緊張感と負担を強いるか、わかると思います。
このように「他人への信頼感」が根底から損なわれるのが身近な人によるトラウマなのですが
さらに深刻なのは「自分への信頼感」へのダメージです
身近な人によるトラウマの場合
それがあまりにも異常なことであるため、
自分側にも非があったのではないかと感じることがとても多いものです。たとえば虐待された子どもに典型的な感じ方として
自分が悪いから親が怒るのだというので
「うまくできない」自分にいつも罪悪感を持って育つと言うことになります。 この感じ方は、加害者である親が
「お前はどうしてうまくできないのだ」というメッセージを
出している場合に加速されます。性的虐待の場合も、自分が誘ったのではないか、自分側に相手をその気にさせる何かがあったのではないか
と思ってしまう人も言いのです。この場合も、加害者が同様のメッセージを出している場合が多いですし
やっとの思いで打ち明けた大人がそういう目で見てくるということもあります。
トラウマ体験の発生のみではなくその結果として自分が損なわれたという感覚も強いため
さらに「自分への信頼感」はダメージを受けます。性的虐待にあった人は自分が「汚れている」と感じることが
多いですし、その話を他人に打ち明けることで
他人に独が伝わるかのように感じてしまう人も居ます。自分が永遠に損なわれてしまったという感覚は
このようなときの症状として現れるものであり、
「自分への信頼感」を根底から奪うものになります。


「他人への信頼感」と「自分への信頼感」は表裏一体という部分もあります。自分が働きかけることで相手が変わってくれる、というコントロール感覚は
「他人への信頼感」にも「自分への信頼感」にもつながります。
虐待やDVのように予測不可能で相手の機嫌のみが指標となるような暴力は
この基本的な信頼感を根底から破壊するものであり他人も自分も信じられないということになってしまいます。









トラウマ体験をすると身近な人たちとの関係性が変わることがとても多いです。
トラウマ体験そのものが
親しい人を失うという形で起こることもあります。これは、身近な人を自殺などで
突然失うという形をとることもあれば
身近な人に裏切られると言う形をとることもあります。また「打ち明け難い」というトラウマの性質によって
それまでは支えてくれていた人たちとの
関係性が変わってしまうことも少なくありません。
たとえば、性被害などは
もっとも打ち明け難いことの一つですし
それ以外にも、
普通の人が体験しないようなことは
なかなか打ち明けられません。あるいは、打ち明けた結果
「どうしてもっと注意しなかったの」と言われて
傷ついたり「くよくよしないで早く乗り越えて」と言われて悩んだりした結果、
結局、誰にも話せずに孤立してしまうようになる…
ということもあります。
トラウマ体験は基本的には孤独の体験です。
トラウマ体験そのものの衝撃だけでなく
そのときに自分が全くひとりぼっちだと感じることも重要な特徴です。 ここまでにご紹介してきたすべての症例が、全く一人でトラウマを体験しています。
桃子さんのように、トラウマとなったできごと(パワハラ)を夫が知っていてサポートしてくれている場合であっても、
「女はこれだから」といわれた、という肝心の部分のトラウマは、夫に打ち明けることもなく、全く一人で対処しています。 また、岳夫さんの場合も少年がナイフで切り掛って来たという事件は皆が知っていましたが、
その中で岳夫さんはどれほどの衝撃を受けたか、という主観的な部分は、誰にも知られることなく、ひとりぼっちで体験していたのです。桜さんや梅野さんなど子ども時代に虐待されていた人たちに至っては、トラウマ体験どころか、
今までの人生を精神的には全く一人で生きてきています。

上部頚椎カイロプラティックを受けるに当たって調べたこと


●自律神経失調の重要参考人(部位)


■首は人間の体のなかでいちばん弱い場所

臓器はすべてにつながる神経が、わずか小指ほどの太さの脊髄に集約されているとは驚くべきことですが、
その脊髄が脳へ通じる道が、首、すなわり頚椎の中の脊柱管という小さなスペースにあるのです。
図②参照)

(体の痛みの9割は首で治せる! 三井弘 角川新書)




■痛みから解放されるための鍵は”首”にあった

なぜ、首だけで患者さんの全身症状が改善するのでしょうか。
結論を言えば、首の骨のズレを調整することで、
脳から太い束になって出てきている神経への圧迫を取り除き、本来の神経伝達機能、すなわち脳のコントロール機能を取り戻して、人間が誰しも持っている自然治癒力を引き出すことができるからです。

そして私がこの「首」に注目するのは、自然治癒力を引き出すことで、
患者さんに自分の生命力の素晴らしさを実感していただきたいからです。



■アジャストメント後は超リラックス

上部頚椎のアジャスト面とは、ヨーガの上級者と同じくらいリラックスできると考えていいと思います。
このような変化は、全て「脳幹」という自律神経の中枢が関与しています。
意識しても動かすことのできない呼吸や脈動、胃や腸の蠕動運動といった内臓の働きなどをコントロールしています。
そのため、「内臓神経」とも呼ばれています。

まさに、上部頚椎の位置は脳幹の直下にあり、呼吸中枢のある延髄あたりを支えているので、頚椎一番をアジャスメントすることによって、
自律神経に影響を与えると考えることができるのです。
また、実際にアジャストメント後に出てくる変化には、脳幹が作用したとしか思えない自律神経機能の回復がみられるのです。

したがって、アジャストメント後にだるくなったとしたら、きいている証拠だと思っていただいていいと思います。

アジャストメント当日は頭を動かしすぎないで下さい。
頭蓋骨と首の一番上の頚椎一番が合わさっているところの後頭環軸関節は、動きやすい反面、ズレやすいのです。



■経過観察と追加治療

2回目は2週間後くらいに、2回目から3回目の間は3週間ぐらい変化の時間を待ちます。

(首を整えると脳が体を治しだす 島崎広彦 アチーブメント出版















●肺は背中側に大きく広がり、背骨の真ん中あたりまで及んでいます。

■あなたの呼吸は浅くなっています

その呼吸の浅さが、深いところで健康の足を引っ張っているなんて、全く考えないに違いありません。

■呼吸が深くなると、身体は変わる

呼吸が深くなると、酸素の摂取量が上がります。
酸素の摂取量があがると、酸欠状態にあった組織、細胞にも酸素が行き届くようになります。
これだけで、身体は間違いなく改善します。


■正しく美しく歩く

鳩尾(きゅうび:みぞおち)の下あたりから足が生えているイメージは、大腰筋を使う意識です。

大腰筋は背骨についている筋肉です。
鳩尾の下あたりに足の付け根があるイメージをそのままにして、背骨の意識を強くしてみてください。
こうすることで、もっとダイレクトに大腰筋に響きます。

ただしく歩くだけで、大腰筋は鍛えられる。
ただしく歩くだけで、身体の中では、健康になろうと進んでいってくれます。


また、横隔膜に直接の影響もあります。
大腰筋は横隔膜に接していて、相互に影響を及ぼします。
大腰筋が活発に動けるようになると、横隔膜も元気になり、腹式呼吸が深くできるようになります。

(ねこ背は治る! 小池義孝 自由国民社




関心のある臓器の細胞の入れ替わり期間の概要


■胃は1週間、心臓は3週間で全部入れ替わる


胃全体ーー5〜7日

食道・唇・口腔粘膜 約4〜15日

腸ーー2週間

胃腸の粘膜 約3日

腸管 15年

小腸粘膜上にある絨毛細胞 約24時間

心臓ーー3週間

皮膚細胞ーー4週間

骨髄細胞ーー4週間

肝臓 約2-3週間(←90%が入れ替わる残りの10%は300日で入れ替わる)

筋肉ーー2ヶ月

骨ーー3ヶ月

赤血球ーー4ヶ月

白血球 3-5日



代謝が上がっている状態ならば
これらの組織の入れ替えや再生はスムーズに行われるます。
しかし、代謝が低下してくると、この作業がうまく進みません。

細胞の組織の入れ替え、再生に必要な栄養素は、
ビタミン、ミネラル、ファイトケミカル、水分、酵素、食物繊維の6種類です。