苦しみのカルテットを鑑みて摂食障害を乗り越える

本当は手遅れだと知っている。

副腎疲労、あるいは鉄欠乏性貧血、胃下垂自律神経失調症のカルテットを主訴とした強烈なエネルギー不足を感じる。
それを補うために食事と言う栄養源を盗ろうとする。しかし、それはエネルギーにはならない。
エネルギーにならないからこそ幾ら食べても満たされないし。
過食が生まれるし一度身についた嘔吐を手放せるはずも無い。


カルテットを改善するためには食事制限をして内蔵を休ませなければいけない。
胃腸と言う栄養の入り口に正常に働いてもらうには食事を取らずに負担をかけない時間を長く取って機能を回復してもらうのを待つしかない特効薬は無い。

しかしながら、食欲を抑えることは出来ない。
だから、逃げ道が無いし取っ掛かりがわかっていても、どうしてもそれを実行できない。


食を制限して内臓を整えて、整った内臓が栄養を吸収してくれるようになってはじめてビタミンCや鉄分を摂取してカルテットを改善していける。
それが、この負のループに入ってしまっていてはどこにも脱出口が無い。


本当は分かっている。
こういうループになるまえに、ここにたどり着くべきだったのだ。
どうにもならない状態になる前に、過食嘔吐の心の病としての側面以外に気づくべきだったのだ。


カルテットの原因の可結果なのかはわからないが、深く関連している低血糖症も、無い造詣の負担を減らしてあげることで改善するのだろうけれどもそれができずに過食を引き起こす要因としてずっと居座ってきたのだろう。



僕はここまで来るのに時間がかかりすぎたし精神も時間もお金もかかりすぎた。
そして精神的にはかなり疲弊を代償に、ここまできた。



誰かは僕の気づきを僕のようなループに入る前に対策を採ってほしいと今は切に思っている。