(仮)頻発する両親のケンカが子どもにどう影響するのか

怒っている他人、すべてが自分が悪いことをしたから起こっていると思ってしまう




○「怒っている男性が怖い」という女性との話


女の人が怒っているのは、まあまあ大丈夫なの??


女性:こわいけど・・なんとなく男のほうが・・・



そっかーお父さんが怖い人なのかな?きっと



女性:そうでもないけど..小さい時から激しい夫婦喧嘩沢山聞いてきたからなんとなく怒られるの怖くなっちゃたかな




そうなんだ。それだと機嫌が悪い人が怖いってのはなんとなくわかるかも



女性:「でも男が不機嫌だと何か怖いじゃん・・」



うーん、確かに嫌なんだけど「怖い」っていうのは、あんまりいないと思うんだよね
「なにあいつ、勝手にキレてるの?バカじゃないの」っていうくらいなのが普通だと思うんだけど「怖い」って感じるのはちょっとトラウマっぽいよね



女性:ゲームして悔しいから「あーもう!!!」みたいなこというやん?それだけでも無理(´・ω・`)男で普段怒らない人が言うと特に・・



そっかそっか。自分が怒られていないし自分が怒らせたわけでもないけど、怖いんだね。


女性:うん。


それは辛いね。
いつかはカウンセリングみたいなのに通えるといいね




女性:通話とかでしらない人で怒ってても無理\(>_<)/







○2例目

私は腹を立てている対象(=職場の先輩、会社自体、親)が怖いと言うこと。
わたしの意見を言うと、言葉、態度、感情など暴力的なものが返ってきたことが過去にあって、
その過去の経験から怒りと怖れを感じ続けてしまっていると言うこと。







○意味の分からない怒りの中で生きているとPTSD的な感覚を持つことになる



■子どもは全ての事を自分に関連付けて生きている

大人同士がケンカしていても、「私が悪い子だから、悪い子としたのかな」と考えてしまう。
本当は子どもとは全く関係ないことで、大人同士はケンカしているのに、である。
しかし子どもは大人には事情があるということが分からない。身近にいる大好きな人たちがいがみあっていると、
「自分がどうにかしなくちゃ」と思ってしまう。それはつまり、大人の面倒を子どもが見るということ。




そうして、怒っている人が怖くなる
しかも、自分が怒らせた相手でなくても怖くなる。

自分と関係ない人がいても怖くなってしまうのは、子ども時に植え付けられた感覚を大人になっても引きずってしまっているのだ。



だから、自分とは全く関係ないこと(たとえば男がゲームに切れていても)怖いと思ってしまうのだ。
こうした子どもの頃に根付いてしまった自己関連付け的な感覚は大人になっても本人を苦しめる。