どうせズルするなら摂食障害じゃなくてメイク術を磨けば!?
どうせズルするなら、健康を害す度合いが低いもので行ったほうが良い気がする。
摂食障害(拒食、過食嘔吐、過食)じゃなくてメイクとか服装とか整形とかのほうが、健康的な気がする。
see?スッピンがどんな状態なのかなんかぶっちゃけいくらでもどうにかなるってもんです。
もちろん、スッピンがきれいでかわいいのが一番だろうけど、健康を害して得たガラスのかわいさよりはメイクなんかによる誤魔化しの方がまだマシのように思える。
…といっても、誰に見せるために痩せ細りたいと思っているわけでもないのが摂食障害の渦中に居る人の感覚なのが厄介。
やせ細りたいのは誰かから見られる自分を磨くためだったのに、いつしか、それは抜け落ち、「とにかく痩せていないとヤバイ」という構造の中にはまっていく。
■過食嘔吐=正当な努力を放棄する
大きく分けて3種類あるわけですよ。
「拒食だけの子」「過食して吐かない子」「過食して嘔吐する子」。
でも、最も多いのは、「過食して吐かない子」ですよ。その人たちは肥満するから、部屋にこもって出てこない。
対人恐怖的な側面が強まって。
ですから、医療に結びつくのは、過食嘔吐の人。
過食嘔吐するとスリムになるでしょう。私に言わせると、これは盗みに似ているわけ。
正当な努力を払わないで、拒食に似た体型を作ることによって
拒食者と同じスリムな身体を手に入れるわけだから。それで彼女たちはかなり活発に動けるわけです。
それで、医療者の目に付きやすい。
拒食の子は本来、過食したい子ですよ。
しかし、その欲動を抑え込んで踏ん張っている。
だから、過食症の子は敗北者と自己認定していますよ。欲動の強さに勝つのが拒食
負けるのが過食、ズルして勝ったふりしているのが、
過食嘔吐者なのです。ですから、たとえば、几帳面な人と言うのは
本来は汚れたい人だと言うふうに考えてマズ間違いない。
時間に几帳面な人が時間にルーズな人をうらやみ、嫉妬して
でも、やはり几帳面でしかいられないというようなことと同じです。同じように、拒食症の人も
食べ物の事がいつも頭の中にあって、
だらしなく食べて、吐けると言う状態を夢見ている。